2008年7月19日土曜日

NHKニュース:きょう琵琶湖ではワルイ「外来魚」をこどもたちを動員して殺戮する催しが行われたそうだ

こどもたちを動員して釣り上げられたブルーギルやブラックバスが、大きな箱で作った「死体置き場」にまるでゴミのように大量に無造作に積み重ねられていた。目を背けたくなるような光景。

こどもたちを引率してきたエコロおばさんは「こどもたちも喜んでいるし、ワルイ外来魚も殺せたし、一石二鳥です」と嬉々として語っていた。キモチワルイ。

無用の殺生はいけないことだ。きちんと食べるか、食べないのだったらちゃんとリリースしてほしい。こういう当たり前の感覚が、いまのニッポンでは通用しなくなっている。暗澹たる気分になった。

天皇陛下がこの映像を見られたら、きっと心を痛められると思う。陛下のお気持ちは、それをはっきり述べられているが、以下のものだ:

「永い時を経て琵琶湖に適応して生息している生物は,皆かけがえのない存在です」(天皇陛下)

思いこみが強い似非エコロの「民族浄化主義者」は、少しは反省するといい。こどもにジェノサイド教育をするのはやめて欲しい。

5 件のコメント:

Anonymous さんのコメント...

殺生はよくない事ですが、在来種をジェノサイドしているのが外来種であることの教育を兼ねているのかと。

私は、外来種の根絶に賛成です。

緑 さんのコメント...

> 在来種をジェノサイドしているのが外来種である

生きている動物を外来種だからという理由だけで人間が殺すことと、何らかの理由で入ってきた外来種が自然淘汰の結果在来種に勝って生き残ることを、同じようなものだというのでしょうか?

外来種=悪と妄信している人の考え方は怖いです。

余丁町散人 さんのコメント...

緑さんがおっしゃっているのでそれ以上は申しませんが、昨今の外来種に対する拒絶反応は国民の間でのゼノフォビアの高まりと呼応しているように思えます。落ち目の国民の特徴でもあり暗澹たる気分になります。

atari さんのコメント...

例えば、スポンサーから資金を得てニュースや番組を制作しているマスコミの一方的な誇張を
実態をもロクに知らず、近くの小川や池すら行ったことがなく、行ったとしても生態系の観察すらしたことが無い一般大衆が”それに”洗脳され、真に受け、意見するのですよ。

バスは移入されて80年以上経ち、外来種のブラックバスが在来種を食い散らかし生態系を、変えるには十分過ぎる時間が経過しました。

さて、実際の池・湖は、在来種が全く消えて、バスのみに一変してしまったのか?

その答え自体も全く解らなく、又、裏ではバス駆除を金儲けの道具にしている事も知らない様な、なんちゃって否定派の意見は全く具体性に欠き、張り合いが無く色んな意味で寂しい限りです。

進め圃場整備事業 さんのコメント...

> 私は、外来種の根絶に賛成です。

現在の日本の、便利で快適で贅沢な生活は、石油と外来種によって成り立っているわけです。そうした現実を教えないで、花鳥風月への郷愁にひたるエゴロな大人のオナニーに子どもをつきあわせていては国沈む。近隣で最もエコな国は北朝鮮ですぞ(夜間の衛星写真を見よ)。