ボート免許証がようやく届いたというので昨日わざわざ山梨市までピックアップに行ったら、恰も良し、今朝バスボートが搬入された。見てください、このかっこいいボート:
今日は一日ボートに掛かりっきり。釣りどころではなかったのである。
3000回転ぐらいで恐る恐る滑走。すぐ時速25マイルぐらいなる。水しぶきで眼鏡が水滴だらけ。かまわず3500回転までに上げると時速30マイル。山中湖の小さな波でも半端じゃない衝撃。釣りを優先したフラットタイプのハルだから仕方がないのである。でもFRPにしてよかった(アルミだったらすぐガタが来ると言うことに納得)。それ以上は怖くて回転を上げなかった。
舵を切ると、結構スターンを外に振り出すようだ。ホーバークラフトと言われる由縁である。
ヤマハの90馬力2ストエンジンだが、山中湖では2ストエンジンが市民権を得ているので気にしないですむ。それほどうるさくはない。
エレキも試す。モーターガイドのフットコントロールタイプ。全然思う方向に進まないので、調べてみたら、ガイドのトップの矢印の位置設定が間違っていた。エレキは難しいのである。バッテリー並列の12ボルトは動くのだが、直列の24ボルトでは動かなくなった。バッテリーレベルOKなのだが、散人が何かヘンなことをしてしまったみたい。12ボルトで十分だから気にしない。
昼前、湖上でおにぎりを食べようと言って、カミさんと二人で出航。飛ばすともう二度と一緒に乗ってくれないことはわかっているので、2500〜2800回転ぐらいの滑走ぎりぎりスピードで走る。これはコントロールがとても難しい。滑走にはいると抵抗が少なくなり一挙に回転が3000回転以上に上がってしまうからだ。滑走は快適だが、波にぶつかるとすごい衝撃となる。カミさんの腰に障る。結局、微速で走ることにする。風下方向に微速で走ると、カミさんは風が止まって暑いという。とにかく難しいのである。でもヨットでは時間的になかなか行けないようなところにすぐ行けるので、満足していた模様。
モーターボートに偏見を持っていたことは反省。いつでも何処にでも行けるのは、モーターボートのよいところだ。いいですよ。
そういえば映画「黄昏」↓でヘンリー・フォンダが孫と乗っていたモーターボートは絵になった。クラシックだが、全速にするとすごくパワーフルなボート。老人は釣りをする。釣りにはボートが必要。団塊の世代向けのモーターボート販売は「ビジネスチャンス」だと思う。
黄昏 ヘンリー・フォンダ キャサリン・ヘプバーン ジェーン・フォンダ
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静かな感動をよぶ作品の一つです
ヘンリー・フォンダの側で
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PS)「ロデオボーイ」というメタボ対策マシンが人気。乗馬のシミュレーターだが、バスボートに乗るのはあれと同じ。結構いい運動になる。
PS2)アルミボートの代理店である釣具屋さんに「ごめん、FRPの中古にした、でもスピードが出すぎて怖かった」と報告すると、「全然いいですよ、やっぱり大きいのがいい、スピードにはすぐ慣れて、いまにもっと馬力のあるエンジンが欲しくなりますよ」とのご託宣。みんなどんどん「病膏肓」にはいるらしい。
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