2010年2月28日日曜日

山中湖は雪、スタッドレス4駆でも新雪の急坂は滑る

朝飯を食っていると雪が降り始めた。慌てて普通車(FFスタッドレス)を坂の下に降ろす。地元専用の最強のクルマ(ジムニー4駆に4輪スタッドレスBLIZZAK)に乗り換えこれなら平気と急坂を登りだしたら、あらら、滑るではないか。いったん止めてしまうとやっかいだから車体を左右にふらふらさせながらも強引に登り切ってしまったが、降り始めの雪は怖い。

スタッドレスはかちかちに凍った雪には抜群の威力を発揮するが、新雪やぐちゃぐちゃのシャーベット状の雪には意外と弱い。水がミクロの溝に溜まってしまいグリップ力が低下するのである。

今度来るときまだ雪が積もっているようなら金属チェーンを装着しよう。スタッドレスに金属チェーンとはいかにも大げさだが、おいらの小屋の周りの環境はさほどに過酷なのだ。

2010年2月24日水曜日

水道屋さんの仕事とノギスのお勉強

1ヶ月ぶりの山中湖。水道管が凍ってしまいシャワーの混合栓から水漏れ。他の蛇口も閉まらないのが出てきた。水道屋さんは数万円もの見積もりを持ってきたが、男の子だったらこんなことは自分で出来なければいかんとホームセンターに行く。いろいろお勉強。

水道プライヤーを買う(持ってなかった)。

蛇口が閉まらないのは単なるコマパッキングの老化。呼び径13(15ミリ)のコマを100円で売っているので買ってきて付け替え。ごくごく簡単。

シャワー混合栓下の蛇口の破裂。安物の蛇口を買ってきたがどうもシャビーなので破裂した蛇口にシリコン補修剤を塗り込んでみる。マスキングテープをしてからシリコンをへらで塗り込める。硬化するまで一日待たねばならないが、たいした圧力が掛かる部分でもないのでこれで大丈夫だろう(と思う)。

部品の計測に手間が掛かったので、今後は精密測定が簡単にできるようにとホームセンターでノギスを買う。39ミリを20等分したロングバーニヤ副尺がついたノギスで0,05ミリ単位で測定できる。これがあればいろいろ便利。ついでにどういう理屈でこういう測定が出来るのか、さっぱり分からなかったので頭の体操をしてみた(ノギスの原理をネットで調べてみたが満足のいくものがなかった)。

知らない人のために使い方をまず説明すると、計測するものをノギスで測ると本尺でミリ単位の数字が確認できるがたいてい「おまけ」がついている。おまけは無視してまず最初のミリ数字を確定。次に副尺を見て本尺のミリ単位の目盛りと一致する副尺の数字を見つける。それが0.05ミリ単位の「おまけ部分」の数字となる。問題はなぜこうなるのかである。おいらは文系だから数式を使わないおいら流の説明が下記:
  1. 副尺は39ミリを20等分してあるのがキモ。
  2. 副尺にははじめから「おまけ部分」が本尺目盛りで足してあることもキモ。
  3. 「おまけ」のミリの距離に、「39/20ミリ」掛ける0.05ミリ単位のおまけの数字(整数)を足すとある数字が出来上がるが、それが本尺の「ミリ表示の整数」と一致する個所は「0,05ミリ単位のおまけ部分のミリ表示整数」以外には存在しないので(副尺と本尺目盛りが一致する個所は一つしかないので)いとも簡単に「おまけ部分」の極小数字を確定することができるという理屈。つまり、おまけの部分だけ副尺の目盛りは本尺と一致しない。本尺と副尺の目盛り単位が同じなら永遠に一致しないが幸いにノギスでは副尺の目盛り単位が違う。その差は徐々に縮小していき、ある一定の数値でマイナスに転じる。この場所が、すなわち「おまけ」の数値というわけ。
今から数百年前にこの原理を考え出したフランスの数学者はエライ。

ヒヨドリとヤマガラ 最近ヒヨドリが増えた

野鳥の餌はホームセンターで売っているヒマワリの実とムキ餌(アワ、キビ、ヒエ混合)を使うが、うちに来る野鳥(ヤマガラ、シジュウガラなど)は圧倒的にヒマワリの実ばかりを食べる。ムキ餌は残してしまうので最近はヒマワリの実ばかりにしている。ところが今朝、ヒマワリの実が残り少なくなってしまいムキ餌も出してやった。ヤマガラはあいかわらず食べないが、ヒヨドリがやってきてそれを食い始めた。餌の中に座り込んで長時間食っている。一方ヒマワリの実には(面倒くさいのだろうか)あまり手を出さない。大きなヒヨドリは簡単に食える穀物が好きなのだ。

ヒヨドリは群れを作って余丁町に定住している鳥。東京では餌をやらないが、庭のカキとかマンリョウとかミカイドウをむさぼり食ってしまうすっかりすれっからしの都会鳥である。好き嫌いなしになんでも食うのが「人口増大」の秘密か。山中湖のヒヨドリも東京あたりから移り住んできたものかもしれない(以前はいなかった)。

2010年2月3日水曜日

高速道路無料化……バラマキ政策ではじめておいらも得した!

高速道路は結局イナカの道路しか無料にならないという。都市貧民のおいらはまた「割り勘損」するのかと思ってたら、得することになった:
asahi.com(朝日新聞社):無料高速道路37路線発表 地方中心に全体の18% - 愛車: "▽中央道=大月JCT—須走"

ちなみに東京から山中湖に行く場合、今回無料となった区間の通常料金はこれ:
高速道路料金| ドラぷら: "大月 → 山中湖 31.9km 1,270円"

わっ〜、往復で2540円。

伊豆に行くのにも須走までが無料になるなら助かる。イナカに拠点を持つといろいろ得することが多い。さすがは「国からおカネをぶんどることが私の役目です!」といって当選した国土交通省出身の知事さんだな。