2010年7月28日水曜日

雲より高い不二の山!

今日の富士山の写真:


体調が戻ったので一年ぶりにバスボートを降ろす。バッテリー残量がほとんど無くなっていたけれどなんとか起動。スキーターはヤマハの90馬力エンジンを付けているが、さすがはヤマハのエンジン、一年ぶりなのに問題なく動くしとても快調。チルトをいっぱいに下げてフルスロットル近くまでレバーを倒すと、あらら、まるで飛行物体。たのしい〜。

魚探を安良里に持っていってあるので桟橋で釣り。古いラインをフロロの12ポンドに交換し、テキサス、BTS。でっかいのが釣れました。60センチはあったな:

2010年7月24日土曜日

気圧についてのメモ

スントの気圧計付き腕時計を試している。天候の変化が気圧変動グラフで予測できるはずなのだが、山中湖では具合が悪い。ちょっと移動するだけで場所によって高度が変わり、その結果測定する絶対気圧が変動してしまうのだ。使いこなすための諸元をメモ:

気圧グラフの基本的な使い方(スントのマニュアル):
画面に印刷された斜線と気圧グラフを見比べます。気圧が3 時間(最新の4 つの測定値)で4hpa/0.12inHg 以上低下している場合、高い確率で天候が悪くなります。気圧が上昇している場合は、天候がよいことを示しています。
しかしこれはヨットなどで常に海面上を移動しているときに当てはまる理屈。クルマなんかで高度差がある場所感を移動する場合は高度による絶対気圧の変動を考慮に入れる必要がある:
気圧 - Wikipedia: "更に、大気圧は高度や緯度によっても変化する。標準の大気圧は海面上で1013.25hPaとされるが、大気圧は上方の空気の重みを示す圧力であるから高所へいくほど低下する。高度上昇と気圧低下の比率は低高度では概ね10mの上昇に対して1hPaであり、およそ5500mの高度で海面上気圧の半分になる。"
家から湖面までは80メートルぐらいの高度差がある。図書館に新聞読みに行くだけで 8hpa 上がるのだ。買い物に忍野まで行くと気圧は更に 10hpa 上がる。ちなみに東京(新宿)と山中湖の気圧差は約 100hpa 。

これらを考慮すると、本日は気圧の変動はない。かんかん照りの天気が当分続くようだ。でも日陰に入ると涼しいし、夜間は20℃近くにまで下がる。東京が暑いときにはエアコンが要らない山中湖に来るのがおすすめ。

2010年7月2日金曜日

高速道路無料化で大いに得したでござる

6月28日からの高速道路無料化実験。このあたりでは中央高速大月・河口湖区間と東富士五湖道路がすべてタダになった。東京・山中湖の往復で一回3500円程度節約できる計算。しかも日常生活でも便利になった。山中湖から富士吉田や富士河口湖町に無料高速で10分程度で行けるのだ。山中湖村の住人は全国でも大いに得する人たちに分類されるのではないか。今日は富士吉田のかっぱ寿司で昼飯。あそこは安いし、大いに得した気分。

一方困っている人たちもいる。食事や買い物にみんな富士吉田近辺に出かけてしまうので、地元のレストランなんかは閑古鳥。なかなか難しいもんです。

それにしても富士吉田・河口湖あたりの国道138号線沿いの賑わいはすごいね。なんでもある。新宿なんかに住んでいるより余程便利。今日の鮨屋なんかも平日なのに、地元のお客ばかりで長蛇の列。さすがは「国からカネを取ってくるのが自分の使命だ!」と絶叫して当選した建設省出身の知事さんが支配する県だ。彼は公約通り辣腕をふるっている。ニッポンはいま確実に「地方の時代」を迎えている!

2010年6月30日水曜日

レストラン・ラ・プラージュが閉店!

平野から大池(山中)に移ってきて間もないというのに、「ラ・プラージュ」が閉店になっている。元の平野に戻るみたい。

6月の山中湖はほとんど誰もいない。これじゃ客商売はむつかしい。儲かってるのは客が来ても来なくても収入がある業種(別荘の管理会社とかボート保管業者とか自衛隊関連に土地を貸している地主とか定期的に補助金を貰える農家とか)だけ。

こんなに涼しいんだから(夜はストーブを入れるぐらい)東京の会社も暑い間は事務所ごと避暑地に移動すればいいのにね。ファナックなんかは本社を山中湖(忍野)に移したおかげでホワイトカラーの生産性が格段に向上したというよ。

「真実とは、ただ事実をそのまま述べることだ。いわゆる理想主義とは、人間が自惚れを満足させるためにつくり出したフィクションに真実の威光を与えようとする努力にすぎない」(サマセット・モーム)

モームの『サミング・アップ』の新訳(行方昭夫訳)が目についたので読んだ。すごく面白かった。思えば高校生だった時代、モームを全部暗記するほど読んだものだ(なにせ試験に出ると信じられていたから。でもそれ以上に面白かったから)。いま読んでも面白い。いやもっとオモシロイ。



日本の戦後の一時期においては非常によく読まれたモームだったが、その後は読まれなくなってしまった。あまりにもシニカルで現実的(身も蓋もない)と言うことで「一所懸命イズム」や「PC(ポリティカリー・コレクトネス)」が蔓延する世相には合わなくなってしまったのかもしれない。

たとえばモームの小説で繰り返し出現するプロットに、生まれつきの才能がないのに努力さえすれば何とかなると思いこんで一生を棒に振る男や女の話がある。絵がまるで下手なくせに一生懸命食うや食わずでパリで苦学する女子学生とか、指が太くて短いのにピアニストになろうと思ってすべてを擲って努力する男とか。いずれも悲惨な結末となる。こういうお話は日本の高度成長期の一生懸命「プロジェクトX」世代や「やさしい一辺倒」の平成世代には、なんとも違和感があるのである。

しかし、ようやく時代も落ち着いてきたし、また読まれるようになったのだろう。みんなが大人に成長したとすれば、経済の衰退も、まんざら悪いことでもない。

2010年6月29日火曜日

網戸の修理

網戸が破れてしまった。外して調べてみると、網を外枠にゴムチューブで固定してあるだけ。これならおいらでも張り替えをやれそう。ホームセンターでロールになった網と固定用チューブと回転ヘラとカッターを買う。

網戸の付け替えなんか生まれてはじめて。田舎暮らしをするといろいろ勉強することが多いわ。

2010年5月29日土曜日

山中湖では iPad がタダで使える!

へ〜:
iPad、あり〼。山中湖情報創造館:
"訳あって、こっそりお知らせします。
山中湖情報創造館に、iPadがあります。
使ってみたい方は、ヘルプデスクへ。

まだ…館内貸出や館外貸出が出来る状態ではないので、カウンターでのご利用のみになりますが、実際に手に取って、重さや質感、操作の感じをご体験ください。"

だって。
さすがは山中湖。進んでいるな〜。

富士山に「農鳥」が出現する過程を撮影した貴重な動画!

富士吉田の富士山ライブカメラで撮影したものらしい。はじめて見た。twitter のロゴに似ている。天気が悪くなる直前にくっきりと現れる。

参考新聞記事。今年は例年より早いらしい:
富士山に「農鳥」 甲府真夏日 : 山梨 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞): "富士山の山肌に残る雪の形が鳥のように見える「農鳥」が21日、富士山の7~8合目付近で確認された。農鳥は、富士北麓(ほくろく)地域で、田植えなど農作業を始める目安とされてきた。

 農鳥は標高3000メートル付近の雪が解ける過程でできる残雪の形が、山頂に向かって飛び立つ鳥に似ていることから、この呼び名がついた。かつては出現する時期や形でその年の豊凶を占ったという。今年は農鳥の背からちょっと羽が出ているのが特徴だ。

 この日の県内は晴れ間が広がり、7月下旬並みの暑さとなった。甲府地方気象台によると、最高気温が甲府で31・6度、勝沼で32・3度と真夏日を記録し、今年に入ってから最も暑い1日となった。

 富士吉田市富士山課によると、昨年まで3年間は6月に農鳥が出現したが、今年は4年ぶりに5月に確認された。同課は「この分だと、雪解けが早まり、山開き前の登山道の雪かきが楽になるかもしれない」とほっとした様子だった。農鳥は雪解けが進むにつれ姿を消し、通常なら2週間程度は見られるという。"


2010年5月12日水曜日

ディープサイクル・バッテリーはエライことなど

去年の夏以来バスボートは動かしていない。バッテリーを充電しなければと持ち帰るつもりでハーバーに行く。念のためバッテリーチェックをしてみると、あらあら、三つとも大丈夫。ディープサイクル・バッテリーはタフである。おかげで一個20キロのバッテリーを三つも持ち帰るという重労働から解放された。

小さなボートなのになぜ三つもバッテリーを積んでいるかというと、一つはエンジン起動用。残り二つは無音推進装置(エレキ)用。ディープサイクルバッテリーは専用の充電器で長時間掛けて充電する必要がある。ブラックバスを釣るのにはそれなりの苦労がいるのだ。

ハーバーから見上げると、隣のイタリアン「レイクサイド・キャビン」が黒こげになっている。先月火事になったようだ:
【動画】 厨房付近が火元か 山中湖でレストラン半焼 - 山梨日日新聞 みるじゃん: "13日午前1時半ごろ、山中湖村山中のレストラン「レイクサイド・キャビン」=高村秀親さん(42)経営=から出火、木造平屋約100平方メートルのうち、厨房やカウンターなど約36平方メートルを焼いて、約2時間後に鎮火した。この火事で、現場付近の国道138号が約1時間半にわたり通行止めになった。"

たいへんだったですね。あそこのイタリアンはピカイチだっただけに残念。早く復旧されることを期待します。

猫ドアの取り付け……電動工具は便利!

東京では使っているのだが、山の中では必要なしとしていたが、いろいろ不便。取り付けることにした。大工さんに頼もうかとも思ったが、思うところがあってホームセンターで安い電気ドライバードリルとジグソーを買ってきて自分で作業。あらあら簡単。仕事は道具次第だな。

ジグソーはコード式でもよいが、ドライバードリルは絶対に充電式が便利。場所を選ばないのだ。穴を開けるのはもちろん、ネジの締め付け取り外しが実に簡単。イナカ生活では電動工具は必需品である。ホームセンターで買ったリョウビ製の工具はとても安かったので一回で元が取れた。

2010年4月28日水曜日

山中湖:いまサクラ(マメザクラ)が満開らしい!

このリンクに写真がある:
山中湖の桜開花状況 - 山中湖観光情報ブログ goo版

サクラは、やっぱりソメイヨシノよりもマメザクラ(フジザクラ)が清楚でいい。

連休中、サクラが散らないうちに行ってこようかな。おいらの庭にはマメザクラが三本(四本?)。なんとも細くて頼りなさそうな枝振りなのが、男の保護本能を掻き立てる。

2010年4月8日木曜日

山中湖:樹氷?

朝起きると、一面に真っ白。雪が降ったのかと思ったら地面は白くない。夜間、木々の枝に霜が降りてそれが凍り付いたようだ。眼前一面、白骨を見るが如し。


2010年4月5日月曜日

年寄り夫婦が落水!

山中湖に来たら、いきなりこんなニュース:
先週のチャプターで落水者救助 - センターフィールドブログ: "先週のチャプター開催中に平野エリアにて手こぎボートのワカサギ釣り 老夫婦がバランスを崩し落水しました。
時間は12時前後くらいで、雲行きが怪しく、風も吹き、雨交じりの雪で一般アングラーも既に帰着し湖水にはあまり釣り人が浮いてない状況でチャプター参加者の3名が救助にあたり 無事に岸まで保護し事なきを得ました。水温も6℃強でいかにライフジャケットを着用してるとはいえ、そのまま落水したのを発見しなかったら命をおとしていたかもしれません"

水温6度だったというから10分も水の中にいたら確実に死んでいたところ。

「年寄りの冷や水」はよくない。でも、この寒い中、そのぐらい釣りに没頭できる老人夫婦とは、幸せである。好きなことが無くなってしまうと、人生それでお仕舞い。

2010年2月28日日曜日

山中湖は雪、スタッドレス4駆でも新雪の急坂は滑る

朝飯を食っていると雪が降り始めた。慌てて普通車(FFスタッドレス)を坂の下に降ろす。地元専用の最強のクルマ(ジムニー4駆に4輪スタッドレスBLIZZAK)に乗り換えこれなら平気と急坂を登りだしたら、あらら、滑るではないか。いったん止めてしまうとやっかいだから車体を左右にふらふらさせながらも強引に登り切ってしまったが、降り始めの雪は怖い。

スタッドレスはかちかちに凍った雪には抜群の威力を発揮するが、新雪やぐちゃぐちゃのシャーベット状の雪には意外と弱い。水がミクロの溝に溜まってしまいグリップ力が低下するのである。

今度来るときまだ雪が積もっているようなら金属チェーンを装着しよう。スタッドレスに金属チェーンとはいかにも大げさだが、おいらの小屋の周りの環境はさほどに過酷なのだ。

2010年2月24日水曜日

水道屋さんの仕事とノギスのお勉強

1ヶ月ぶりの山中湖。水道管が凍ってしまいシャワーの混合栓から水漏れ。他の蛇口も閉まらないのが出てきた。水道屋さんは数万円もの見積もりを持ってきたが、男の子だったらこんなことは自分で出来なければいかんとホームセンターに行く。いろいろお勉強。

水道プライヤーを買う(持ってなかった)。

蛇口が閉まらないのは単なるコマパッキングの老化。呼び径13(15ミリ)のコマを100円で売っているので買ってきて付け替え。ごくごく簡単。

シャワー混合栓下の蛇口の破裂。安物の蛇口を買ってきたがどうもシャビーなので破裂した蛇口にシリコン補修剤を塗り込んでみる。マスキングテープをしてからシリコンをへらで塗り込める。硬化するまで一日待たねばならないが、たいした圧力が掛かる部分でもないのでこれで大丈夫だろう(と思う)。

部品の計測に手間が掛かったので、今後は精密測定が簡単にできるようにとホームセンターでノギスを買う。39ミリを20等分したロングバーニヤ副尺がついたノギスで0,05ミリ単位で測定できる。これがあればいろいろ便利。ついでにどういう理屈でこういう測定が出来るのか、さっぱり分からなかったので頭の体操をしてみた(ノギスの原理をネットで調べてみたが満足のいくものがなかった)。

知らない人のために使い方をまず説明すると、計測するものをノギスで測ると本尺でミリ単位の数字が確認できるがたいてい「おまけ」がついている。おまけは無視してまず最初のミリ数字を確定。次に副尺を見て本尺のミリ単位の目盛りと一致する副尺の数字を見つける。それが0.05ミリ単位の「おまけ部分」の数字となる。問題はなぜこうなるのかである。おいらは文系だから数式を使わないおいら流の説明が下記:
  1. 副尺は39ミリを20等分してあるのがキモ。
  2. 副尺にははじめから「おまけ部分」が本尺目盛りで足してあることもキモ。
  3. 「おまけ」のミリの距離に、「39/20ミリ」掛ける0.05ミリ単位のおまけの数字(整数)を足すとある数字が出来上がるが、それが本尺の「ミリ表示の整数」と一致する個所は「0,05ミリ単位のおまけ部分のミリ表示整数」以外には存在しないので(副尺と本尺目盛りが一致する個所は一つしかないので)いとも簡単に「おまけ部分」の極小数字を確定することができるという理屈。つまり、おまけの部分だけ副尺の目盛りは本尺と一致しない。本尺と副尺の目盛り単位が同じなら永遠に一致しないが幸いにノギスでは副尺の目盛り単位が違う。その差は徐々に縮小していき、ある一定の数値でマイナスに転じる。この場所が、すなわち「おまけ」の数値というわけ。
今から数百年前にこの原理を考え出したフランスの数学者はエライ。

ヒヨドリとヤマガラ 最近ヒヨドリが増えた

野鳥の餌はホームセンターで売っているヒマワリの実とムキ餌(アワ、キビ、ヒエ混合)を使うが、うちに来る野鳥(ヤマガラ、シジュウガラなど)は圧倒的にヒマワリの実ばかりを食べる。ムキ餌は残してしまうので最近はヒマワリの実ばかりにしている。ところが今朝、ヒマワリの実が残り少なくなってしまいムキ餌も出してやった。ヤマガラはあいかわらず食べないが、ヒヨドリがやってきてそれを食い始めた。餌の中に座り込んで長時間食っている。一方ヒマワリの実には(面倒くさいのだろうか)あまり手を出さない。大きなヒヨドリは簡単に食える穀物が好きなのだ。

ヒヨドリは群れを作って余丁町に定住している鳥。東京では餌をやらないが、庭のカキとかマンリョウとかミカイドウをむさぼり食ってしまうすっかりすれっからしの都会鳥である。好き嫌いなしになんでも食うのが「人口増大」の秘密か。山中湖のヒヨドリも東京あたりから移り住んできたものかもしれない(以前はいなかった)。

2010年2月3日水曜日

高速道路無料化……バラマキ政策ではじめておいらも得した!

高速道路は結局イナカの道路しか無料にならないという。都市貧民のおいらはまた「割り勘損」するのかと思ってたら、得することになった:
asahi.com(朝日新聞社):無料高速道路37路線発表 地方中心に全体の18% - 愛車: "▽中央道=大月JCT—須走"

ちなみに東京から山中湖に行く場合、今回無料となった区間の通常料金はこれ:
高速道路料金| ドラぷら: "大月 → 山中湖 31.9km 1,270円"

わっ〜、往復で2540円。

伊豆に行くのにも須走までが無料になるなら助かる。イナカに拠点を持つといろいろ得することが多い。さすがは「国からおカネをぶんどることが私の役目です!」といって当選した国土交通省出身の知事さんだな。

2010年1月26日火曜日

河口湖では漁協と観光業者が揉めている!

このニュース:
湖上の花火 法廷闘争へ - 山梨日日新聞 みるじゃん: "河口湖漁協が環境悪化を理由に河口湖の冬花火中止を求めている問題で、同漁協が冬花火に加え、夏の湖上祭など湖上で行われる花火大会すべての差し止めを求める訴訟を起こす方針を固めたことが25日、分かった。"


ソフトルアーの禁止とか、なんかあそこの漁協は環境原理主義者みたいで、怖いな。ワカサギの売上高なんか微々たるものだろうに。河口湖じゃなく山中湖に住んでよかった。

2010年1月22日金曜日

鶏の丸ごとトマト煮こみ(散人風)……手抜き料理だけど食べてみたらうまかった(メモ)!

冷凍のロックヘン(若鶏)を朝から解凍しておいたので鶏の煮込みを作ってみた。まるっきりの思いつきレシピだけれど、結構うまかったのでメモしておく。ヨットでも冷蔵庫の保冷用に使う冷凍チキンの後始末に使えそう。

作り方:
  1. ダッチオーブンを熱し、サラダ油を少々。ロックヘンを背中を下にして入れて焦げ目がついたら裏返し。火を弱火にする。
  2. 缶詰トマト(イタリア製)を一缶入れる。残った缶詰に半分ぐらい水を入れてゆすいでからダッチオーブンに加える(美味しいトマトは一滴も無駄にしないのだ)。
  3. 生米を半カップ加える。玉ねぎ一個を適当にみじん切りにして加える。塩胡椒、タイム、月桂樹、赤唐辛子をお好みで加える。
  4. 蓋をして沸騰するまで加熱。その後「極弱火」にして30分。あと火を止めて10分ほど蒸らす。おわり。

良質のリゾットと焼き加減が良いローストチキンが同時に出来上がり、とても美味しかった。本来ならば生米や玉ねぎは最初に炒めなければならないのだろうが一切無視しても同じことだった。えらいセンセーがこうでなければいけないとご託宣を垂らすへんなグルメ料理よりよほどマシ。みんな食い物にこだわり過ぎじゃないのかな。輸入食品なのでニッポンの悪徳農家にぼられることもない。

『ウー・ウェンの美味鍋』(ウー・ウェン)

山中湖の図書館の新着図書棚で発見。ウー・ウェン先生の新作レシピ:


中国でもお鍋は頻繁に食べられているという。「白菜まるごと鍋」とか「キャベツまるごと鍋」とか、いろいろ豪快。

すき焼きとか、お魚の味噌仕立てとか、和風のお鍋も入っている。「鶏まるごとポトフ」なるフランス風のものも。和洋中何でもありなのだ。その分やや複雑化して、ウー・ウェン先生一流の「大ざっぱ感」が少なくなったきらいもあるが、まあ、いいでしょう。